真剣にカードゲームを作りました「こころ-青春葛藤編-」

こんにちは。ヤマヤタケシです。

アナログカードゲーム作りました!

上記は試作品です。

自分でゲームを作るときには手触りとか浮遊感とか体験からデザインします。
それだけだと「あ、きもちいいねー」って言われ、だいたい1回か2回プレイして終わりになります。
それじゃ物足りないわけです。ドハマリしてもらって何回も、何回も遊んで欲しいわけです。
何が足りないか?
継続プレイするための仕掛け、何回も遊びたくなるような仕掛けが必要です。
そういう力が足りないので、その能力を鍛えたいと思っていました。

そんなとき、「米光一成のゲームづくり道場」の存在を知り合いから聞きました。

ぷよぷよを作った人!?

小学校から中学校にかけて「魔導物語」とか「ぷよぷよ」はたくさん遊びました。
当時の友人がコンパイル好きだった影響です。
そんな時代の企画を担っていた米光さんが講座を開いている!
しかも、受講料が安い!
行くしかない!

そんなわけで、参加して全6回が終わりました。

このシーズンの講座のテーマは「ゲーム文学全集」でした。
著作権の切れて人類の財産になった文学をモチーフにしてカードゲームにします。
発想し、抽出し、ルールを作り、プロトタイプを作り、ビジョンを作り、テストプレイ、マニュアルの作り方…と一通りの流れを突っ走りました。
当然「やり方」は教わりますが、それをやるのは自分です。自分の脳みそをグルグル回しました。手を動かしました。

そして出来上がったのが「こころ-青春葛藤編-」です。夏目漱石の名作をモチーフにしたカードゲームです。

昨夜、印刷屋さんに出稿しました。
100個作ります。
れを次回のゲームマーケット2018秋に出します。
11/25(日)に講座の仲間のブースに参加させていただきます。

先行予約受付中です。twitterでお知らせください。 @toyman_jp です。

講座の仲間や会社の同僚にはテストプレイに協力していただきました。
身長2m03cmの岸くんにイラレ作業を全部やってもらいました。
ありがとうございました!

いやー、半年あっという間でした。
カードゲームを作るのがこんなにも楽しいものだとは思いませんでした。
初めて純粋にルールとロジックで面白いゲームができました。
アクションゲームとかの体感とか手触りに依存しない、絵とか音とかにも依存しない、デジタルにも依存しない、電源がいらないそんなゲームです。
デジタルゲームがあふれて飽きてきているからこそ、アナログゲームが盛り上がってきています。
昨今のデジタルゲームはネットワークが当たり前になりコミュニケーションの価値にフォーカスが当たっています。
コミュニケーションの価値?だったらリアルに集まってカードゲームをやった方が面白いじゃんという流れ、それが今です。
リアルの場を熱くするゲームをアナログ、デジタル問わず作っていきたいですね。

そんじゃまた。

ゲーム道場の風景をまとめてあるサイトがこちら。にあります。