自分は何者になりたいのか?

こんにちは。ヤマヤタケシです。
「自分は何者になりたいのか?」とか中学校の進路相談かと。
ヨワイ38にしてまだそんなことを自問自答しているのかと。

その通りだよ!

肩書なんてものは一人一個ってものじゃないし、社会に出て色々見たら迷ったりするんだよ!
そんな、ポエムです。
ではどうぞ。

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自分は何者になりたいのか?
イメージを固めたい。
今の自分は過去に思い描いていた自分なのか?って話だ。
昔、ゲームクリエーターってのになりたい!って思った。
今やってる仕事はゲームクリエーターか?
いや、なんか違う。
会社でゲームの開発プロジェクトに参加しているので、近いとは思う。
あ、「サラリーマンのゲームプログラマー」というのがしっくりきた。
なりたい自分が「ゲームクリエーター」だからか、不満はないが、満足してもいない。

じゃあ、オレの思うところのゲームクリエーターってなんじゃい?

そのまま訳すとゲームを作る人。
ゲームを作っている人は広い意味ではたくさんいるし、自分もそうだ。
だったら、ゲーム会社で働く人は全員ゲームを作っているとも言える。
しかし、今考えたい「ゲームクリエーター」というのはその逆の狭い意味だ。
個人の肩書の話だ。
ゲーム会社に勤務している人に「ゲームクリエーターですか?」と問うて、「はい」って言う人は少ない。
総務です、事務です、取締役です、経理です、法務です、人事です…
プロデューサーです、企画です、プログラマーです、システムエンジニアです、イラストレーターです…
社内で「自己申告として、職業はなんですか?」を聞いて「ゲームクリエーター」と返すひとはいるのだろうか?
企画の中にはいそうな気がするけれど、プログラマーにもちょっとはいるかな?くらいなイメージ。

考えただけの人はゲームクリエーターではなく、企画だ。むしろゲーム以外もいろんなことを企画できる。
誰かの企画をプログラミングするだけの人もゲームクリエーターではなく、プログラマーだ。ゲーム以外のプログラムも作れる。
企画にあわせた絵を書くだけの人はイラストレーターだったりデザイナーだ。ゲーム以外の絵も描く。

意味を広げればゲーム会社の人全員になってしまうけれど、その逆のもっとミニマムな形、分業前の形を考えたい。
つまるところ、ゲーム会社がやっていることを全部1人でやる人ってことになりそうだが、もう少し考える。
会社という組織を維持するための仕事は汎用的だから、この思考実験としては取り除く。
分業を否定して、汎用的な部分を取り除いた結果、残るのは何だ?

「考えて、作って、遊んでもらう」ことだ。

なるほど、オレが考えるところのゲームクリエーターというのは、小説家、漫画家、音楽家、そういうのと同列なのだ。
まだ、そんな言葉を見たことはないが「ゲーム家」という言葉が「ゲームクリエーター」と同じ意味に感じる。

「考えて、作って、遊んでもらう」そういうことをやりたいし、それがオレの考える「ゲームクリエーター」である。
自分の肩書、会社では「プログラマーとかエンジニア」だけど、人生としては「ゲームクリエーター」と自称していくことに自問自答した結果たどり着いた。

実際、いろんな人がいろんな提案をしてくれるし、金欲しさにいろんなことをやるだろうけど、自称「ゲームクリエーター」としての背骨は守っていく決意だ。


一周まわって戻ってきた感じもします。
人生は短いのでがんばっていきましょう。
そんじゃまた。

自分は何者になりたいのか?” への1件のコメント

  1. ゲームクリエイターのことを、ゲーム家ではなく、ゲーム作家って言ってますね

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