友人が希望退職したので辞めた時のことを適当に書く

こんにちは。ヤマヤタケシです。
同期入社した友人が希望退職したので、彼に向けて自分が自己都合で辞めた時のことを思い出しながら適当に書いてみます。制度の細かいところはあんまり覚えていないので、必要に応じて1次情報に当ってください。

■失業保険はややこしいけど、結構もらえる。

まずはハローワークで手続きをしましょう。そこで「失業者」という社会的なポジションについての説明を受けます。
「失業者」という肩書は給付金をもらうのに必要です。重要な条件として「働きたい!」という気持ちが必要です。「働いたら負け!」とか言うと給付金はもらえません。
自己都合か会社都合かで支給されるタイミングが違います。希望退職は会社都合だからすぐに支給されます。いいなぁ・・・。自己都合だと3ヶ月後です。
失業保険の給付日数の残りが一定日以上だと、職業訓練校に行けます。職業訓練のコースはいろいろあるけど、入学するタイミングは決まっているから希望するコースを選べるかどうかは運です。
「プロの失業者」になるには、受給資格が得られる1年間働いて、会社都合でやめて、職業訓練コースに必要な残り日数まで給付金で過ごし、その後一番長い期間の職業訓練コースを選びましょう。給付金の受給期間が訓練中は延長されます。

色々書きましたが、彼は優秀なのでさっさと次の会社を決めるでしょうし、その場合は再就職手当をもらうのがいいでしょう。
失業保険は、やたら細かいルールが色々あるので詳しくはググってください。
はっきりいってややこしいルールが盛りだくさんです。
セーフティーネットとして一応は機能していると思いました。

■健康保険は思ってた金額の2倍

国民健康保険に切り替えるか、それまでの健康保険を任意継続ができます。任意継続は、会社が見えない形で半分払っていたので金額は2倍になります。デカイです。

■国民年金は免除しておきたい

国民年金を払う必要があります。失業中なことを証明できれば免除してもらえる可能性があります。

■住民税の金額はマジでビビる

1年遅れてやってくる住民税はまとまった金額です。3ヶ月分をまとめて払うので金額が10万円を超えてビビリました。失業保険給付金じゃ生活費が足りなくなります。

■生活費の計算には住民税と健康保険も入れること!

失業したら収入がなくなるのに住民税、健康保険の支出が止まらないのでヤバイです。家賃、光熱費、食費、通信費なんかは意識的に払っているので計算しますが、天引きされている系が計算から漏れがちです。しかも、会社が半分払っている系は陰謀としか思えません。結局、会社が計算する人件費としては同じなのに、国民に金額を実感させないという技でしょう。
エグイです。

■キャッシュフロー計算書を作ろう

支出と収入のタイミングが生き残るためには必要です。貯金が豊富にあれば大丈夫でしょうけどもギリギリの場合、マイナスになる可能性があります。
退職金が振り込まれる日、失業保険給付金の振り込まれる日、家賃が引き落とされる日、クレジットカード、水道、ガス、電気、ケータイ、インターネット、住民税、年金、健康保険の支払いの日など。
消費者金融で借りると高くつくし、かといって友人に借金なども頼みにくいでしょう。大家さんに言えば家賃を待ってくれるでしょうし、他のも相談すれば待ってくれるはずです。
真面目に言われるがままに支払うとマイナスに転がるので、収入と支出の日程を書いて手持ちの現金の量は把握しましょう。

■無職中は、彼女探しはあきらめよう

無職は女性に人気がありません。彼氏が欲しい女性に、無職の男を紹介すると嫌われることでしょう。
当たり前と言われるかもしれませんが、改めて申し上げると、女性が男性を見る要素は、収入だけじゃないし、人柄だけでもないし、見た目だけでもないのですが、収入はやっぱり大きな柱であると実感した次第です。

そんじゃまた。

友人が希望退職したので辞めた時のことを適当に書く” への2件のコメント

  1. 通りすがりの失業者です。
    生きているだけで金が必要なんですね。
    なんとなく段ボール生活者の気持ちも分かる気がしてきました。

    ダメ男好きの女性を探そうかと思います!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です