地方の仕事

こんにちは、ヤマヤタケシです。

なぜ、高岡高校のような偏差値の高い学生連中は、東京の大学へ行くのか?
東京じゃなくても都市大学へ進学するのか?
そして、その親はそれを素直に喜び、決して安くない学費と生活費を工面するのか?
そのまま東京で就職し結婚し年老いて戻ってくる頃には残りカスになっているというのに…

ちょっと言い過ぎました。

そもそも私は高岡高校ではなく、高岡 南 高校卒業です。東京の大学ではなく、富山県立大学を卒業しています。
東京で就職して、辞めて富山にいます。
自分はそういう立ち位置がふさわしいのです。

今の偏差値は知りませんが、20年前の富山県の呉西の高校入試の話です。
高岡高校は中学校で学力が一桁の連中が行きます。
高岡南高校は、高岡高校に行けないくらいの頭の良い連中が行きます。

高岡高校の卒業生は日本をリードします。
高岡南高校の卒業生は地元をリードします。
学力によるカースト制を素直に受け入れるとそんな感じです。

話を本題に戻します。
なぜ、東京に進学する子供にお金を費やすのか?
それは投資だからです。
親は知っています。私も富山に戻っていろいろ話を聞きいて知りました。
ここは、下請けの県なのです。
部品工場が、部品会社が支えているのです。今、参加している仕事も都会からのものです。自分の立ち位置は、元請けの下請けの下請けへ派遣されている契約社員です。

底辺っぽい!

下請けは他の下請けと競争します。
だから、安くなります。
都会にいるお客さんが、なぜ田舎の連中に仕事を出すのか?
安いからです。
都会の人件費と比べて田舎は安いです。
遠くに仕事を出すのは出す方も大変です。
だから、トータルで安くないと都会から仕事が来ません。

なぜ都会が発注し、地方が仕事を請けるのか?

それは、お金は都会に集まるからです。

コンビニで買い物すれば、都会の本部へ。
国税やら保険やらは都会の省庁へ。
いろいろな流れでお金は都会に集まって行きます。
なかなか田舎の中でぐるぐる回る量は少ないです。

富山県の大人は知るのです。
自分の収入は都会の会社から来るのだと。
そして、都会の会社がピンハネてるように思うのです。

だから、子供にはなるべく上流へ行って欲しいのです。

下流はしんどいし、つまらないからなるべく上流へ!

例外はたくさんありますけど、この国の経済構造が都会で働くメリットを高めています。

地方で働くメリットを高めるためにも、地元にいい会社が必要です。

そんじゃ、また。

地方の仕事” への2件のコメント

  1. 何だか絶望的なエントリですね。
    (先生的に)

    パチスロメーカーも本社東京ですしね。
    よりやすくより良いものを求めるのが消費者ならば。

    おっちゃんがやってる喫茶店よりもスタバに集まるのは
    消費者として賢くのかもしれませんな。

    田舎にはプライドがありませぬ。何故ならお金が回らないから。
    京都にはあるかもしれません。それをありがたがる人間がいるからか
    田舎者をカモるのでしょう。

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