大衆には優しくしよう

こんにちは。ヤマヤタケシです。

突然ですが、ビジネスの大きさは、売上で比較できます。
「売上=お客さん×客単価×リピート回数」です。

なので、でっけービジネスは、お客さんの数を増やすためにイワユル大衆に向けるのが定番でしょう。
そして、1万円単位の荒くて、繰り返しなものにする必要があります。

さて、そんな大衆に受け入れてもらうには、優しくしないといけません!
そうしないと、嫌われてしまいます。
無視されます。

うぅ、大衆に受け入れられたい!
っても、大衆とはなにかね?

ここからさき、もちろん個人的な考察です。
容量用法を守って建設的な議論ができればいいなぁと思っています。

大衆は人の集団なのですが、集団っていうだけじゃありません。
集まっている様々な個人の個性を無視して、共通部分を抽出したものであります。

人間は、わからないことを聞くと無視します。
例えば、その辺のオッサンがわからないことを言ってるとしましょう。
とあるプログラマが「シーシャープって、構造体をバイト列にするときに、ビットコンバーターじゃなくて、マーシャルを使うと便利だよねー」とか言ってました。
こんなの、プログラマ以外が聞いてもはあ?って感じです。
知らない単語はそもそも認識できないし、イチイチ問うのも大変なので無視します。
うるせーとすら思うでしょう。
でも、同じプログラマが「性の喜びを知りやがって!」とか、「お前の立つ場所を全部立たせてやろうか?」みたいな性的なネタなんかは、ややウケしたりします。どうやら、ややウケしている連中は、ついつい耳を傾けてしまっているようです。

「わからないことは無視される」ってのを覚えておきましょう。

わかるようにするために知識レベルをあわせましょう。
大衆の知識レベルは、80%から90%ぐらいの人たちが理解できるレベルだと定義すると、中学校1年生ぐらいかなと想像しています。
なんか、データが欲しいですね。

経験から考えてました。
自分の卒業した田舎の公立の中学校は、地元の連中が全員通います。99%です。
そんな学校の授業を思い出すと、中学校の2年生くらいから差が目立ってきて、3年生になるとヤバイくらいに成績に差がでていました。

小学校の授業は「多数」の人にとって簡単で理解しているし、覚えていると思います。
しかし、中学校では「半数」くらいの人しか簡単じゃなくなって、高校に入るときには専門分野に行く人もいれば、普通科に行く人もいて、普通科にいくにしても偏差値で分けられます。
自分の親に学校の宿題のわからないところを聞けるのは小学校まででした。なんだか、中学校あたりからは聞いちゃいけない空気でした。残念ですがそれが現実です。

そんなわけで大衆としての知識レベル、90%の人が理解できるレベルというのは、中学校1年生ぐらいじゃないか?と単なる想像で主張しています。実際はもっとヤバイかもしれないし、もっと良いかもしれません。
データは後で探してみます。

さて、大衆にウケたいなら、90%の人に理解してもらえる言葉や概念を材料に面白い組み合わせを作れるかどうか?が問われます。大学や専門知識を使って面白い組み合わせを作ってもニッチにしかウケません。

もはや、大衆に受けることをつきつめると中学校1年生とかカッコつけ過ぎで、本当は幼稚園児にウケるべきです。
幼稚園児にウケれば大人の大衆にもウケます。
一部、インテリぶったひとからは煙たがられるでしょうけれど・・・。

幼稚園児に理解していただくには、言葉より感性に寄っています。
幼稚園児の脳内には、食べ物、音楽、踊り、排泄物、乗り物、ヒーロー、クリーチャー、身近な人間関係でしょう。
文字はひらがな、カタカナ、数字は許されますが、最小限の量を大きく書きましょう。
計算能力は期待しないでおきましょう。

中学校あたりで、性的な下ネタもアンロックされます。デジタルネイティブ、スマホネイティブは小学校にアンロック済みかもしれません。

テトリスっていう有名なゲームがなんで面白いか?大衆に受け入れられたか?を考えたことがあります。
それは、幾何学的な認識能力があればハマって気持ちいい事が分かって、かつブロックの形がゲームとして単調と混沌の間の気持ちいいところでバランスが取れているからです。
幼児用のオモチャで、星のブロックを星の穴に入れたり、四角のブロックを四角の穴に入れたりするような物がありますが、あれで遊べる幼児であればテトリスも遊べるに違いない!(だれか実験をお願いします。)

まとめます。
大衆をバカにしているわけじゃないのです。
大衆の知能レベルを定義すると、大多数派が理解できるレベルということになり、必然的に低くなるということです。
みんな自分の専門分野以外は初心者レベルってことです。

アタリマエのことを長々と書いてしまいました。

そんじゃまた。

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