【アニメ企画会議-09】企画:叙述トリック。

anime-kikaku_07

ヤマヤP
次は「叙述トリック」がテーマです。

キッシー
叙述トリック?

ヤマヤP
これは、物語の構造が読者に驚きを与えることを目的にしたトリックです。アンフェアと批判されることもあります。

キッシー
なるほど。

ヤマヤP
あらすじです。サークルのメンバー、山奥の旅館、豪雪、閉じ込められる…。

ツトさん
それ、かまいたちの夜じゃない?!

ヤマヤP
これは定番のクローズド・サークルなのでしょうがないです。
登場人物は怪しい老人、美人な女将、小説家、包帯の男、自称キャンドルアーティスト、自称サーファー。

ヤマヤP
毎晩1人死にます。

ヤマヤP
結論から言います。犯人は主人公です!

ツトさん
出たー!犯人はヤス!

ヤマヤP
主人公は大学生なのですが、彼は精神的な疾患を持っていて、たまにフラッシュバックします。
物語は主人公の目線で話が進んでいくんですが、1人また1人と死んでいき
最後の2人まで残ります。

ヤマヤP
主人公はいつも怪しくなくて、怪しいヤツから死んでいきます。
視聴者は怪しいとは思っていないのですが、最後の2人になったときに気付きます。
「オレかー!」って。

キッシー
主人公が一番怪しくない状況を作り続けるのが重要ですね。

ヤマヤP
あと、エロシーンあります。
いや事後の映像はあります。

キッシー
だからどうしたの?!

ヤマヤP
いや、こういう空気感という背景を伝えるためです。
あと、地下室と拷問ルームもあります。
あと、死に方が儀式的です。磔とか。

キッシー
憎しみからか快楽からか動機がわからないんですね。

ヤマヤP
ええ。彼は病んでいるので。猟奇殺人的というかアート的な殺人ですね。

ツトさん
山奥じゃなくてハプニングバーが舞台だと面白いかも。

ヤマヤP
それもいいかもしれないけど、生々しくて…。

キッシー
アニメかドラマかドラマかって話がありますが、
死に方のシーンを考えたときに、やっぱりアニメの方が映えるんですかね?
金田一少年の事件簿とか、若干しょぼかったですよね。

ツトさん
役者が揃っていてもダメなのかなぁ。

キッシー
増田セバスチャンさんとかを使えば、実写でも映えるのかもしれないですね。

ヤマヤP
叙述トリックというところを使って、アニメならではの表現ができればなぁと。
特にフラッシュバック時に何かが見えているとか。

キッシー
フラッシュバックと猟奇殺人アートが関連すると面白そうですね。

つづく!

【アニメ企画会議-09】企画:叙述トリック。” への1件のコメント

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