キュレーションサービスが盛り上がってまいりました!

こんにちは。ヤマヤタケシです。

 キュレーションサービスが盛り上がってまいりました!

 キュレーションって何?と、ググるともとは美術用語で「展覧会」という意味だそうです。ネットでの文脈では「他人が公開している著作物を承諾を得たり得なかったりして引用や紹介のテイで並べているサイト」のことをひっくるめてキューレーションと呼んでいるようです。それが「タダ乗りだ!」とか、「パクりだ!」とかいう批判にさらされて盛り上がっています。

 グーグルが出た当時も似たように議論が盛り上がっていました。勝手にクロールすんな!とか、グーグルのキャッシュ機能は著作権的にどうなん?とか。古くは自動車の普及が始まった頃に交通事故で人を殺しまくって社会問題になったりとか。毎度毎度、新しい技術が伸びようとする時期には批判が付き物です。でも、そのうちに落ち着きます。

 いまでは、検索エンジンを拒否するために「メタタグを使用して検索インデックス登録をブロックする」とか、「robots.txt を使用して URL をブロックする」とか、「交通戦争」はもう聞こえません。

 ごちゃごちゃ書きましたけど、今回の言いたいことは、キュレーションサービスは来るね!いや、来てるね!ってことです。膨大なインターネットからいい感じにまとめてくれるなんて最高じゃないですか!ググって一番上のサイトを見るだけでは物足りないでしょう?それはほぼ、Wikipedia ですし。

 どうしても、キュレーションサービスには「ずるさ」を感じますがグーグルやYoutubeにもそれ以上に「ずるさ」を感じているので、どんどん盛り上がれば良いと思います。商売はずるいくらいがちょうど良いです。美味しい商売の足を引っ張るより、真似ができるなら真似した方が良いです。マネーになります。

 キューレーションにしろ、検索エンジンにしろ、動画投稿サイトにしろ、bokete.jpにしろ、コンテンツを作らずに人の作ったコンテンツに乗っかって広告費を稼いでいらっしゃいます。キュレーションのタダ乗りは目新しくて一般消費者向けサービスなので話題になりますけど、BtoBで目立たずにツイッターのビッグデータを解析する商売や、ネットをリサーチする商売や、ネット情報から顧客名簿を作る商売など、ネットの情報でお金を稼いでいる方はたくさんいらっしゃいます。批判するならそういうのもちゃんと批判したほうが良いでしょう。

 そんじゃまた。

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