先進国における余った生産力の使い方

こんにちは。ヤマヤタケシです。

工業化に成功おめでとう

日本は戦後の焼け野原から、経済大国になりました! 機械化、自動化が進みました。昔は1000人が働いていた工場は、今では80人で回しています。人数が減っても生産量は上がっています。

労働からの開放のはずが・・・

昔は1000人でやっていた仕事を今は80人でやるのだから、残りの920人は遊んでいればいいじゃないですか! 1000人が80人になったことで、人件費が大幅に削減されているはずでした! しかし、現実はそうではなく、920人は必死で就職活動をして、たぶんどこかで働いているのでしょう。

なぜだー!

仕事が減ったのであれば遊べばいいじゃないか! なぜなら、資本主義なので株主が会社の所有者であり、人件費が下がった分の利益は株主の懐に入りました。 会社の経費である人件費は働く人のものですが、利益は株主のものです。 法律でそうなっています。 だから、株をもっていない仕事がなくなった従業員は、次の仕事を求めて社会に放出されるのです。 仕事をしないと収入がえられないので、新しい仕事を作ります。 何かの仕事から開放されても、また仕事を作るのです。

システムが人類の生活を改善しているのか?

工場から追い出された人たちは工場よりもいい仕事があればいいのです。 そうこう言っている間にも、仕事自体はいまいましい技術者たちがどんどん機械化、自動化していきます。 ゲーム業界のデジタルドカタの仕事はUnityが一掃しかねない勢いです。 仕事が!収入が!金がー!

どうすべきか?

簡単な仕事はすぐになくなっていきますが、難しい仕事はいっぱい残っています。 人間の1万倍の速度で部品を作る機械のメンテナンスは難しいのです。 その機械の設計も難しいのです。 修理も、生産も。 人類社会の高度な機械をメンテナンスする難しい仕事ができる人がいなくなったら、機械は壊れて終わりです。 機械を持つ会社の未来はないでしょうし、人類社会の損失です。 実際、生産機械も完璧ではなくよく壊れるそうです。 そのため、機械の横には人を配置して、メンテナンスし、部品を交換するのです。 そういう現実は残っています。 会社は利益団体ではありますが、人間社会の生産拠点を担っています。 社会貢献というとうそ臭いですが、実際なくなるとマジ困る会社も多いのです。 そういう会社は、ちゃんとゴーイングコンサーンできるように、仕事が少なくとも新規で人を雇い教育しなければなりません。 余剰生産力は、その文明を維持するための投資に回す必要があるのです。

まとめ

余った生産力は食いつぶすのではなく、後世に繋ぐための教育に回す必要があります。ぶっちゃけ、給料を出して勉強をさせるのです。じゃないと、後継者不足により廃業の後の日本はかなり文明が低下し荒廃してしまいます。近くの大国に飲まれてしまいます。近年の若者の失業率には不安を感じます。定年退職を延長して、新卒の採用を絞るなどと言語同断ですね。今のオッサン立ちは国の未来を考えているのでしょうか?

半分本気半分冗談なブログでした。 そんじゃまた。

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