僕の考えた企画はベタですが…。日常系アニメです。

そうですね。
でも、僕が表したい日常系ってのは美少女たちがキャッキャウフフしたり、
田舎道が出てくるようなものではありません。
アニメオタクにとっての本当の日常っていうのは、
そんな素敵なものじゃないと思うんですよ。

ヤマヤPみたいに、汗かいたデブが口開けてアニメ見てることこそが日常なんです。

この視聴者の人が活躍するようなアニメにしたい。

３７歳独身のおっさんが主人公です。タイトルはずばり「ニート、家を出る」です。

まぁ、そこは語感で。（細かい人だなぁ）

現代人はいっぱい悩みを抱えています。健康、仕事、人間関係、経済、子供、介護などなど…。ニートって、実は悩みの数は少ないんです。

だから、余裕のあるニートが家を出れば悩み多き現代人を許せるんです。

実は2chでもそういうスレッドがあって「無職だと飯がうまいなぁ」とか「人生なんて”ええじゃないか”で良いんだよ」とかそういうことを言い合ってたりするんです。

ソースは2chです。念のため。

もともとはニートであることを悲観視していた主人公（ゆうちゃん）がある時にこの事実を理解し、外の世界に興味を持ち始めるんです。すると街には争い事をする人がいたり、余裕のない人であふれているんです。

そうですね。例えば健康で悩んでいる人には「限りある命を生きれば良いんだ」とかを気付かせるわけです。

僕がなんでこれを見たいかっていうとニートの人の中にはまだネガティブに自身を見ている人がいるだろうから「ニートでも良いんだよ」って言ってくれるようなアニメにしたい。

それと僕は現代人は誤った方向に進んでいるんじゃないかと思っていて、この人たちも「良いんだよ」って言ってもらえるようなアニメにしたい。
こういう１話完結型のハートフルストーリーです。

火の鳥の我王とかもそうかもしれませんね。

最後、ニートの彼はたぶん何か気付くんでしょうが特にそれ以上考えていません。

たぶん、現代人の闇側にいますよ。たぶん。

フーテンの寅さんとか、裸の大将とか、こういうハートフルストーリーが現代の日本には不足しているんですよ！

歌ってるよ…。

それ、裸の大将ですよね。

いや、自殺するまで追いつめられていたら、ニートの一言でもグッとくるはず。
よく「あなたの一言で救われた」的なのあるでしょ？

まぁ、僕はそんなこと１度も無いですけど。