こんにちは。ヤマヤタケシです。
俺は思いました。
なぜ、今、スペースインベーダーを作っても当時ほどぜんぜん売れないのだろうか?
いや作っていないのでアレですけど、100%当時ほど売れません。
なぜだー!?
当たり前スタートで、くよくよ考えるのが好きなんです。
本当に完全にぱくったとしても売れません。
絶対に面白いと思います。
オリジナルと同じくらいに。
何が違うのでしょうか?
参考)インベーダーゲーム開発秘話!
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/010/10681/
・・・凄いよ。
開発環境をハンダ付けで作ってるし、アセンブラを手で16進数に直しているし、超絶メンドクサイ。ことをしたんですね。
今の俺がぱくる!といっても、開発環境は整いすぎています。
そんな今の時代にスペースインベーダーを作っても、ねえ???
時代です。時代背景が違います!
当時のスペースインベーダーは凄かったのです。ゲームという娯楽に費やすにはもったいない技術を投入しているのです。そのもったいない技術を全力で投入する熱意が大ヒットを引き出しています。周りを圧倒します。
この「ゲームにはもったいない技術」をゲームに投入するのがウケる方程式だ!
という、仮説です。
3DのCG技術もそうです。インターネットもそうです。同じ技術をゲームじゃなくて「医療」や「業務基幹システム」に使えばかなり高額な仕事になります。
それをゲームに突っ込んだからこそ、今のゲームがあるのです。最近、システム系の会社に潜り込んでいるのでゲームプログラマーは結構安く凄い技術を提供しているんだなと感心しています。まあ、世の中の報酬額は技術の難易度よりは責任の度合いに比例するようですけども・・・。
とにかく、その時代のすげー技術をもったいない感じで投入すると売れる!というか話題性は抜群です!
じゃあ、今の時代の「すげー技術」「もったいない技術」はなんでしょう?
3DCGの発展は頭打ちです。ぜんぜんスゴイって言われません。がんばっているのに。やっぱスゴイってのはハードを巻き込んでこそですね。ソフトでできる事はすぐにやりつくされてしまいます。
今時、高級すぎてゲームに転用するのはもったいないものを考えてみます。
1. MRI
入力デバイスとかよくないですか?脳の血流を解析して、ゲームで遊べます!
そういえば、脳波でうごくネコミミが流行っていましたね。
次のデバイスとしてはかなり有力です!
2. ビッグデータ
GTA5のヒットを見ていると圧倒的な巨大なデータはインパクトがあります。
それよりももっと大きいデータを、GoogleやFaceBookやTwitterは持っています。
いじり放題です。解析し放題です。
Googleはインターネットを通じてWEBに人称なしでアクセスできる有象無象のデータを吸い上げています。
FaceBookは人間の個人情報を吸い上げています。
Twitterは個人のつぶやきを吸い上げています。
ゲームは現実逃避の側面が強いので、現実データよりはファンタジーなデータの方が役立ちそうです。
なんだろ、ファンジーなビッグデータって・・・。Pixivかなぁ。
3. 量子コンピュータ
どうやら実用化しているみたいですね。世の中の因数分解をベースにした暗号の命が危ないそうです。
「PlayStation 5はついに量子コンピュータを採用!」とか、ちょっと欲しくなります。
量子コンピュータならではの視覚的表現!
なんだかわからんけど、すごそう!
4. 11次元の超ひも理論
ひろがった3次元以外の、畳み込まれた残りの次元を活用します。
すいません、意味分かりません。
5. P2P
そういえば、ガチなP2Pなゲームはないんじゃ???
Skypeとか、BitCoinとか、WinnyとかBitTorrentとか、いろいろP2Pな技術が話題になっています。
まだ、P2Pを全面的に生かしたゲームって出ていないんじゃない???
ある??知らないだけ?
キタコレ???
P2Pゲームは、中央集権国家的なサーバーがないゲームです。
今、サーバーにぶら下がるゲーム「ソシャゲ」が大変流行っています。
こんな時代だからこそ、次は「P2P」です!
P2Pなゲームは不定期に参加するコンピュータで全体が維持されます。
P2Pなゲームは中心がありません。
P2Pなゲームは小資本で作れます。
P2Pなゲーム・・・。
たぶん、P2Pなゲームは分散処理です。自分の処理を自分のPCでやるとかチートされるので、処理は細切れに、冗長性をつけてばらまいて、誰がなんの処理をしているのかわからなくします。
P2Pゲームをご存知の方はコメント欄に書いてください。
・まとめ
P2Pが一番実現に近そうです。他のも書いてみてけっこうトキメキました。そういうの大事やん。
そんじゃまた。