こんにちは。ヤマヤタケシです。
スクラムって本を読んでます。
この手法のベースにもトヨタの生産方式が関わっています。リーンスタートアップと根っこは同じです。
似たような手法を違った分野に適応しています。適応分野の違いはあれども、目標に向かってすすめるという手順や構造は同じなのでしょう。
個人で仕事をする人に憧れたりしますが、消費者の要求水準が上がりまくっている現実をみつめるとチームを作る、チームに参加するのが当たり前の世の中です。
チームの能力を飛躍的に上げるというこのスクラムという手法は、「スクラム」と言わなくても、物を作って結果を出すときには当たり前のようにやってることです。
PDCAを回す話です。作って、見せて、考えて、直して、見せて、・・・というやつです。
スクラムという本の功績は、暗黙知を形式知にするところにあります。スクラムはもともとはラグビーの用語です。チーム開発をパスを回してゴールを目指すラグビーに例えています。ウォーターフォールを批判してのことです。
スクラムは、チームの人数に関しても指定します。チームは特殊部隊のように目的達成に必要な能力を少数精鋭のチームにもたせることで、コミュニケーションの遅れ、漏れを必然的になくします。
まあ、実際に読まなくても下記の箇条書きを覚えておけばよさそうです。
— amazonの紹介から引用 —
●計画は最初から固めるな
●チームは最大9人まで
●多機能なチームを作れ
●肩書は捨てよ
●リーダーは「ボス」ではない
●仕事は「スプリント」に分割せよ
●スプリントの最後には成果物を出せ
●仕事はストーリーでとらえよ
●タスクは付箋で管理せよ
●毎日の会議は15分で強制終了
●会議では3つの質問だけ聞け
●マルチタスクは厳禁
●仕事をしすぎるな
●無駄は「罪」である
— ここまで —
しかし、マンパワーが圧倒的にたりないので最大9人までといわれても困ります…
9人で4倍なら、36人分の成果がでるだろうけど、50人分の仕事はどうやれば良いのか?という疑問も湧きます。
うーん。
要件を定義してチーム外にだして、チーム外にもまたスクラムなチームがあって、スクラムなチームを9個をまとめて・・・を繰り返す?
プロジェクト単位で構成して、プロジェクトを組み合わせて企業戦略とするとか?
結論は急がずに気にしながら生きていこうと思います。
そんじゃまた。