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2013年、9月1日。
第3種電気主任技術者試験(電験3種)を受験してきました。
「理論」を中心に勉強し、「理論」だけは取りたいと望みました。
試験を終えてみて、手応えはかなり良かったです。
これは、「理論」の科目合格イケる・・・。
そんな、期待を胸に「理論」を自己採点をしました。
翌日には、公式ページで回答が発表されます。今の段階(9:14)ではまだ、公開されていません。->10:54のタイミングでは公開されています。
それよりも早く、オーム社は当日に電気主任技術者試験3種の解答速報を出します。
オーム社の解答で自己採点しました。
その結果・・・。
20問中、6問正解。
100点満点中の、30点!
しゅーりょー!!!!
無理!不合格決定!
泣きそう!
イケると思っていただけに、泣きそう。
なんだろう、ケアレスミスもありました。
計算ミスもありました。
確信をもって選んだ答えが違うのです。
ちゃんと、間違ったやり方ででる数字が選択肢に用意してあります。
ひ、ひどいや!
恥ずかしながら、自己採点した結果をここに公開します!30点の解答なので、電験て難しいんだなと、思っていただければ幸いです。
記念すべき1問目。
いきなり、一番やってはいけないミスです。
問題文を読み間違えています。誤っているもの!と書いてあるのに、正しい方を選びました。知識は正しいのに!
見ての通り、選択肢にはちゃんと問題を読み違えた人のための項目がありますね。
さすがです。
2問目。
これも自信あったのになぁ・・・。電荷が3個で釣り合っているときの、値を求めるものです。あとでちゃんと復習します。
3問目と4問目。
3問目は、正解です。この問題は、4問目の問題を間違えさせるための布石になっています。2本の平行な直線上導体が反対向きの電流を流した時、「反発力」は正しく、「2乗」が間違っています。4問目を解くときに、3問目があることで「反発力」が間違いという印象を持ってしまいました。そして、4問目でXの方向をミスってしまうのでした。問題を作っている人は、ただものではないです。
5問目。
正解。これはオームの法則を変形するだけなのでした。
6問目。
不正解。電圧源を短絡して、「重ねあわせの定理」を使って解きました。がんばった後が見えますね。どこで間違えたのか、解き方が違うのか、計算が違うのかは、要確認ですね。
7問目。不正解。
これも自信満々で間違えました。交流回路で、コイルとコンデンサが周波数によってインピーダンスが変化するという問題です。ごちゃごちゃと計算していますし、23.9という数字がでて、(4)を選びました。ここでも、出題者に間違え方を読まれています。ぐぬぬ。
8問目。不正解。
複雑な直流回路の電流値を求める問題です。お手上げでした。1.0はない!ということしかわかりませんでした。たぶん、テブナンの定理とか、Y-Δ変換とか、それっぽいのを使うのでしょうけど・・・。
9問目。不正解。
自信あったのに!最初のベクトル図は正解しています。電圧波形よりも、電流波形が「進む」ことはあっていたのですが、この問題は、「電流の波形が進んで、進んで遅れているようにみえる」グラフが正解でした。進む位相の値まで計算しなさいってことです。厳しいよ!
10問目。正解!
久々の正解です。コイルとコンデンサの周波数の極限を問われています。コイルは交流を通しにくく、コンデンサは直流を通しません。というイメージで解きました。計算式とイメージが結びつけるのが大事ね。
11問目。不正解。
ウル覚えだったのでしょうがないですね。n型でしたか、リンとか、ヒ素とかは。覚えておきましょう。これ、理論じゃなくない??
12問目。不正解。
コイルの過渡現象を問われていますね。磁界にエネルギーがたまって、放出するグラフです。あぁ、そっか、立ち上がりの変化が交流的だから、コイルにインピーダンスが発生して、その分抵抗側を電流が流れて、そのあと直流状態になったら、コイルのインピーダンスが0になって、短絡する。短絡するから、電圧は0。その後、スイッチを開くと、磁界にたまったエネルギーが放出される、そういう話です。
13問目。不正解。
これは、勘でした。バイポーラトランジスタは詳しくないです。参考書の扱いも軽いので、情報が足りていませんでした。一度使ってみようと思います。
14問目。正解!!!
これは、知らないことを脳みそを振り絞って考えて正解だったので、嬉しいですね。アナログは針を動かさないと行けないから、たくさんの電流を必要としますけど、ディジタルは、表示系が別なので、電流はいらんだろ、という論理で選びました。
15問目の(a)。正解!
これを解けたのは、自分を褒めたい!まず、Δ-Y接続をY-Y接続に変形する。次に、仮想中性線で結んだ、1相分の回路にする。そして、Δ電源の200vをYの1相の電圧にするために、ルート3で割る。そして、インピーダンスZを求めて、流れる電流を計算する。コイルは無効電力を発生させるものであり、有効電力Pは抵抗で発生するんだぜ。って、ここまでやらないと解けない問題なのです。
15問目の(b)。不正解!
さっぱりわかりません。初めて見るタイプの問題です。モータ(中にはコイルが入っている)にコンデンサを並列につないで力率の改善!っていう問題です。もがいた形跡はあるのですが、どうやら間違っていたようです。おそらく、先の問題と同様だとは思うのですが・・・。
16問目(a)。正解!
これは、簡単でした!マス目を数えて、掛け算して、周期と周波数の関係さえ知っていれば解けます。
16問目(b)。不正解。
どうも、解き方が違うようです・・・。ここでも、間違った解き方をした人のための選択肢が用意されていますので、僕は自信をもって間違えました。ぐぬぬ。
17問目(a)と(b)。不正解。
この問題は、試験終了時にすぐに確認して絶望したやつです。この2つの問題で-10点。そして、不合格か!?と思っていました。そんなこと、関係なく、不合格だよ、こんちくしょう。最初に選んだほうが正解でした。電解の強さは距離の2乗に反比例なんですね。土壇場で、Qが一個だから、rも1乗じゃない?って思っちゃいました。Qが一個なのは、1だから・・・。そして、(b)も計算式が違うので、桁が違って、不正解です。泣けます。
18問目。未回答。
17問目か、18問目は選択問題なので、解きませんでした。
そんじゃまた。
え?問2の問題、どうして2番になるんですか?僕は3番であってました。
ピンバック: 平成25年度第三種電気主任技術者試験(電験3種)結果通知書が届きました。 | ヤマヤタケシのブログ
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ほんと、イメージで解きたいですね。
プログラムも頭の中でイメージを作って、コネコネしていました。
まだ、電気の世界を描くには修行がたりません。
来年にむけて「これだけシリーズ」をチェックしてみます。
どのくらいアテに出来るかは定かではありませんが、私は月並みな「これだけシリーズ」(電気書院)で勉強しました。
あまり漫画調で図説ばかりが書き散らされていても結局は何を言いたいのかよくわからない解説書が多いように思えます。
過去問よりも簡単な問題を多く解いて、その時に単に適用できる公式のパターンを思い出すよりも、その問題は比率か増減か直角三角形どれを使えば解けるかということと、イメージを絵で描くクセをつけておくと、過去問のように入り組んだ複雑な問題も見ただけで適用できる解法が浮かぶようになってくると思います。
コメントありがとうございます!
その解き方良いですね。
そういう風にイメージで解きたいのです。
過去問の解説は、正攻法すぎて、問題を解くには過剰だと思います。
が、今のところそれしか知らないもので・・・。
イメージを重視した解説本がありしたら、ご紹介下さいませ。
初めまして。
同じく今年初めて受験した者です。問題用紙への書き込みも含めた公開採点を興味深く拝見させていただきました。
見た感じ、問題集などの模範解答に準拠した正攻法を重んじておられるようで、そのこと自体は素晴らしいと思いますが、略式も多少は使われると時間配分が楽になると思います。
例えば、問7ですが50Hzで100Vに対して20Aですからインピーダンスは5Ωですね。で、抵抗が4Ωですから底辺4ナナメのところが5の直角三角形を描けば、高さはピタゴラスの定理から3Ωですね。
で、60Hzになるとコンデンサは電気を通しやすくなりますから高さの部分(リアクタンス)が3Ωの5/6倍即ち2.5Ωと小さくなります。
そこで今度は底辺4(抵抗)高さ2.5の直角三角形を描くとナナメのところは大体4.717Ωこれが60Hzでのインピーダンスですから100÷4.717で大体21.2Aになります。
難しい式も直角三角形を描いたり比率・増減で算出することに置き換えると案外楽になる場合があります。
なるほど!
manosuさん、来年受験すべきですよ!
老後も安心、電験3種。
問8はおそらく電位差の理解を問う題ですね。
実際電流が通っている抵抗は3つだけで右下の抵抗群は電位差なしで実質使われていないことに気づきました。
後は直列回路と並列回路を組み合わせただけのよくある回路問題です。
知識ほぼ0なのでドナーとかバイポーラトランジスタとかの専門用語がよくわかりません^q^
問17(a)はおそらく”心配ある事情”ってやつですね
>manosuさん
さすがです!
文字のままの計算するには、ちょっと理解が浅くて・・・。
数字だと、考え方の間違いに気づきやすいかと思いながら計算してます。
電卓持ち込み可能という事もありまして。
問6ぐらいまでやってみましたが久しぶりすぎて勘を取り戻すのに結構な時間使ってしまいました。そもそも電磁気学あまり得意ではなかったし・・・
途中式見て思ったのですが、なるべく文字式計算で解いたほうが計算ミス減らせていいと思います。