こんにちは。ヤマヤタケシです。
そこかー、そこいっちゃいますか。
そこはこの瞬間スマホの肝ですよ。
と、いうことで株の話題が続きます。
ソフトバンクがARMを買収するってのが興味深いのでネットサーフィンしました。
ARM知ってますか?
ARMは、CPUの設計図を売ってる会社です。
CPUってのはコンピュータの中心的部品です。
プログラムを動かす部品です。
僕はプログラマーなので、間接的にARMさんの舞台の上で踊っているようなものです。
Intel入ってるっていうCMはみんななんとなく知っていると思うのですが、
スマホにはIntel入ってないんです。
例外はあります。
でも、大部分にARMが入っているのです。
さらにIntelもモバイル用のCPUを出していますが、ARMからライセンスを受けたりしています。
ARMは設計だけを売っていて、製造販売はやってません。
製造販売はいろんな会社がARMにライセンス料を払ってやっています。
そんな中に、Intelも入ってたりします。「IntelにARM入ってる。」
スマホを超えて、IoTとか、省電力なCPUが必要な場所は増える方向です。
そういうとこ全部に対しての肝になるのが既定路線ですね。
それを買収するのかー。
マジパネーっす。
スマホの世界の首根っこを押さえたようなもんですね。
やり方次第では世界のケータイキャリアを皆殺しにできそうです。
マジパネーっす。って言いたいだけっす。
Supercellを売ってしまうのも驚きでしたが、その金でARMを買うんですね。
お、というか、Supercellをいくらで買ったのか気になりました。
2013年10月に、「15.3億ドル(約1515億円)を投入してスーパーセルの株式51%を取得する。」ですかー。
そして、2016年6月、テンセントに約7,700億円で売ると!
完全に投資が成功していますね。
3年で 508% かー!
くはー!
見習いたい!
あ、公式には、「投資に対するリターンは、これまでの受取配当金と合わせ、投資額の2.9倍」ともありますね。
追加の投資もしていたのでしょう。
それでも、2.9倍というのは素晴らしいリターンです。
そういう意味で、ソフトバンクはSupercellをExitして、次はARMに投資をするんですね。
ARMにたいする、3.2兆円の投資も、3年くらいで価値を5倍とかにするんでしょうなー!
ソフトバンクの時価総額が2016年の今、7兆1739億円ということで、時価総額の半分くらいの大型投資ですね。
狸的な皮算用をするとARMが3倍になるなら、時価総額のうちの3兆円が9兆円になるから、(7-3+9)=13兆円ということで、時価総額は2倍近くになりますね。
株で儲けたいというのもありますが、会社経営者の考え方を追いかけたい今日このごろです。
そんじゃまた。
ソフトバンク 時価総額および配当総額の推移
ソフトバンクの「大誤算」!?~アリババ、ガンホー株を手放すことになったホントの理由はコレじゃないのか
子会社(スーパーセル)株式の資金化に関するお知らせ
ソフトバンク、スマホ向けゲーム大手スーパーセルを買収
ソフトバンクグループ,保有するSupercellの全株式を中国Tencentに約7700億円で売却
フィンランドの有力スマホゲーム会社、スーパーセルSupercell社を買収しました♪買収金額は、15億ドル(1500億円)で、スーパーセル社の『51%の株式』を取得しました。
子会社(スーパーセル)株式の資金化に関するお知らせ
Intelが新SoC「Atom x3」でライバルのARMグラフィックチップを採用した理由とは?
ソフトバンクがARMを買収、約3兆円。CNBCやWSJなど主要紙が伝える
ソフトバンク,ARM買収へ約3.3兆円を提示
ソフトバンクは、なぜARM社を3.2兆円もの大金で買収するのか?
Japan’s Softbank to buy UK semiconductor giant ARM for $32 billion