次は「叙述トリック」がテーマです。

これは、物語の構造が読者に驚きを与えることを目的にしたトリックです。アンフェアと批判されることもあります。

あらすじです。サークルのメンバー、山奥の旅館、豪雪、閉じ込められる…。

これは定番のクローズド・サークルなのでしょうがないです。
登場人物は怪しい老人、美人な女将、小説家、包帯の男、自称キャンドルアーティスト、自称サーファー。

毎晩１人死にます。

結論から言います。犯人は主人公です！

主人公は大学生なのですが、彼は精神的な疾患を持っていて、たまにフラッシュバックします。
物語は主人公の目線で話が進んでいくんですが、１人また１人と死んでいき
最後の２人まで残ります。

主人公はいつも怪しくなくて、怪しいヤツから死んでいきます。
視聴者は怪しいとは思っていないのですが、最後の２人になったときに気付きます。
「オレかー！」って。

あと、エロシーンあります。
いや事後の映像はあります。

いや、こういう空気感という背景を伝えるためです。
あと、地下室と拷問ルームもあります。
あと、死に方が儀式的です。磔とか。

ええ。彼は病んでいるので。猟奇殺人的というかアート的な殺人ですね。

それもいいかもしれないけど、生々しくて…。

叙述トリックというところを使って、アニメならではの表現ができればなぁと。
特にフラッシュバック時に何かが見えているとか。