「長い腕」という本を読んだ。

こんにちは。ヤマヤタケシです。

「長い腕」という本を読みました。iPhoneの電池が切れそうな中、電車で移動する時間を有意義に過ごすためにブックオフの100円コーナーでなんとなく手に取りました。裏表紙にある簡単な説明が「ゲームっ製作会社で働く・・・」だったのです。また著者の川崎草志はセガ・エンタープライゼス出身ということもあり購入が決定いたしました。縁を感じます。

そこそこ、結構、大変に面白いストーリーでした。猟奇的で現代的です。横溝正史ミステリ大賞ということもあり、横溝正史が結構好きな自分にピッタリでした。「アウティング」とか「ラウティングスリップ」とかセガ用語だっていう小ネタがまたグッと来ますね。昔、新人の時に聞いたことのある言葉でニヤりとしました。また、舞台が愛媛県ということで同じ四国の徳島県から帰って来たばかりというのもタイムリーです。情景がはっきりと浮かびます。

この著者は長い腕がデビュー作であり、2作目の「呪い唄」は11年ぶりの2012年に出ているようです。残りの長い腕シリーズも冬休みに読むことが決定しました。

そんじゃまた。