「小さなチーム大きな仕事」の読書感想文

こんにちは。ヤマヤタケシです。

37signals.jpg

読書感想文を書きました。
文体が乱暴です。

——————–
偉そうで、人を小バカにしたような鼻につく本だ。
複雑な機能をもった製品をバカにして、スリムにシンプルな製品で大成功したと自慢している。
17時に帰れとか、失敗から学ぶなとか、会社は小さくとか、世の中の大多数の会社を明に暗にバカにしている。

実に素晴らしい。

そういう悪態は普段の自分が言っていることに似ていて、一歩も二歩も進んでいる。しかも自信がたっぷりに。
似たような考えを持つのに、なぜ37signals改めBaseCamp社はビジネスに成功していて、俺のビジネスは立ち上がってもいないのだろうか?

これのレベル1だからだ。

レベル1. 知っているけど、信じていない。
レベル2. 信じているけど、行動しない。
レベル3. 行動するけど、結果が出ない。
レベル4. やり続けたので、結果が出る。
レベル5. 結果から学んで精度を上げる。

今の自分はレベル1「知っている」段階なのだ。知っていることを言ってるだけで、言っている自分もまだ信じていない。
行動するにはある程度は信じる必要がある。
時間か金かその両方がかかるから、知っている程度では行動につながらない。
結果は思考よりは、現実を反映するので繰り返す必要がある。

「限界で人を雇う」という項目がある。
青色申告は自分でやった。正しいかどうかはあまり自信がないけれど、自分でやった。
基本的には自分でやるというスタイルが、この本は正しいと言っている。
安心した。
アルバイトをお願いしているがこれは時期尚早だったと反省している。
もっと自分でやるべきだった。

「いろんなことをやろうとしてもうまくいかない」とある。
俺のことだ。
素直にやることを絞ろう。
この本の多くの部分は自分の考えと似ているので、先人にならおうじゃないか。

この本を読んで疑問に思ったことを自問自答してみた。

Q.少人数の会社しかなかったら、人の雇用がなくなるのではないか?
A.この本の内容に従うと機能を絞ることになるので、別の人たちが足りない機能を少人数の会社で実現すれば良い。

Q.社員の雇用を守れなくなるのでは?
A.どのみち日本ではすでに就寝雇用は守れていない。
会社が待遇を悪化させたり、肩を叩かれたら、さっさと飛び出す覚悟で働くべきだろう。
その時に小さく始める方法はとても役に立つはず。
最初はみんな小さい。

そんじゃまた。