島田紳助の「自己プロデュース力」を読んだ。

島田紳助は、一流のビジネスマンでもあった!という、なんだかある意味夢のないお話。
なにやらDVDの書籍化だそうです。

しかし、芸人として成功しているだけあって、話がスイスイと頭に入ってくる。

芸人の話ではあるけれども、知識労働時代は、まさにこれと同じことが、
普通の「素人」にも求められている。
枝葉ではなく、行動の原理が書いてある。
本当、ズルイぐらいに賢い手段で仕事をしている。
この「ズルイ」と感じるのは、最小限の労力で最大限の利益を出しているところに由来する。
まさに、そういうことがビジネスに求められている。
もちろん本当の「ズル」は不正ということで良くない。

しかし、彼の取る行動はすべてズルイけれども、不正ではない。
というか、この本の内容がそうなだけで、「不正」もやってそうなイメージだけど。

以下、メモ。
– 通信簿で言う5の努力をしなさい。
– それでダメだったら諦めなさい。
– でも、5の努力が出来る人は別の分野で必ず成功できる。
– だから、次の分野に移りなさい。
– 才能があるのかどうかはやってみないとわからないから、5の努力でやってみなさい。
– 誰でも知っていることを知っていてもしょうがない。
– 自分しか知らないこと、自分しかできないことを身につける必要がある。
– ネタをパクるのではなくシステムをパクりなさい。