自動制御の歴史を追体験しています。

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職業訓練校でシーケンス制御の実習をしています。

シーケンス制御はリレーという、電磁石でスイッチを入れる装置を組み合わせて、いろいろな動作をさせます。
回路はリレーだけじゃなく、タイマーや、リミットスイッチや、カウンタなども使います。
それらは、単機能ながら、結構なお値段がします。
数千円オーダーですね。
こんな感じです。

そして、空気圧回路というのもあります。
電気の前は、蒸気機関でしたし、そういう文明ではないか?と思いながら実習しました。
空気圧でも回路が作れるんですね。
驚きです。
スイッチを入れると、自動的に動作が繰り返されます。
なんというスチームパンクな世界!
コンピュータ制御はその動作がブラックボックスですが、空気圧のホワイトな仕組みはたまらんね。

そして、今、プログラマブル・ロジック・コントローラーという、コンピュータを使う実習にたどり着きました。
リレー回路を図に書いて、それをアセンブラに近い形で入力します。
この装置は数万円です。
リレーが10個以上なら、こっちの方が安いようです。

この装置を起動した時に、copyright 1992ってでているので、20年前の最先端でしょうね。

プログラムから離れたつもりでしたが、追いつかれてしまいました。
小学生の時になぞのアセンブラ言語にビビっていましたが、20年越しで使っていますね。
まあ、アセンブラに近いけど、そのものではないですが。

どうやら、PLCがこのコースのゴールのようです。
実際の工場はもっと進んでいるのでしょうか?
どっかの工場を見学しにいきたいですね。
どこまで、ここで身につけた技術が生きるのか、生きなかったら切ないですけど。

自分としては、プログラムからの出力先が増える事を単純に喜ぼうと思います。

今後は、この辺りの知識とラズベリーパイ、アルドゥイーノを組み合わせて、次世代制御システムを構築してやるぜ!
ふはははは。

そんじゃまた。