リラックマの傘の思い出。

1年以上前の話である。急な雨に降られてコンビニで傘を買った。そのコンビニはちょうど、リラックマのキャンペーン中だった。そして、普通の透明なビニール傘は売り切れていた。残っていたのは、リラックマの黄色いカサだけだった。当時、私は40歳独身の男である。リラックマのカサを買えというのか?ローソンさん、本気ですか?という、葛藤があったが、そういえば以前の職場でリラックマ大好きおじさんがいた事を思い出して心が温まった。いや、リラックマは好きでも嫌いでもないが、第三者の目線というものが、こんな私にも多少はある。体重も当時100kgくらいだった。今は110kgだ。デカイシジュウドクシンダンセイが、リラックマの傘を差して歩く異常せいくらいは認識できる。しかし、外は大雨である。そんな場合でもないのだ。リラックマ傘を買った。その後、何本もある透明なビニール傘を優先的に使用しているが、置き傘の偏り、盗難、破損、などにより、そのリラックマ傘の出番が来る。ここまで長文ながら、一番言いたかったことは、リラックマ傘のメリットである。他のビニール傘に紛れることはないので、間違った体での交換や、盗難に対しての安心感である。どうせ盗むなら、ジェネリックビニール傘にするだろう。悪人からみるとリラックマ傘は、優先順位は最低なのである。リラックマのその平和的なイメージが悪人の罪悪感を煽るのである。