とある田舎の求人情報2

こんにちは、ヤマヤタケシです。
久々に、職業安定所に行って来ました。

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以前のとある田舎の求人情報の続きです。

就職活動キックオフ
今、僕が通っている職業訓練のコースの電気設備科は6ヶ月です。
その後半2ヶ月は、訓練よりも就職活動に力を入れましょう!
という事のようです。
ということで、その「キックオフミーティング」に職業安定所に行って来ました。
話し相手になってくれたのは、団塊の世代のおじさん以上、おじいさん未満の方です。
以下、おっちゃんと呼びます。

・分厚い求人情報
準備の良い事に電気設備関係の求人情報がまとめて印刷してありました。
結構分厚いやつです。
電気工事、電気設備関連の求人をざっと見てみると、数は結構あります。
おっちゃんの話では、「景気は確かに上がって来ているし、有効求人倍率も上がって来ている。」との事です。

いやいや、それにしても提示されている給料が安いですね。
ざっと目を通すと、月給の下限が16万円、上限が25万円ぐらいです。
今、失業給付金を毎月18万円ほどもらっています。
ということは、求人情報の月給から、所得税、住民税、健康保険、厚生年金、雇用保険が引かれると、
18万円を切る事が容易に予想できるのであります。

最近話題になった「生活保護の方が働くよりも多い」みたいな状況ですね。
笑えない。

・電気工事の求人の募集年齢は40歳まで
これは厳しい現実です。
34歳で良かった。
というか、30歳以下の求人もあってそっちはNGでした。

老後はゆっくりとコンセントを増やしながら生きていこうと思っていたのですが・・・。
以前、ニコ生でも、「電気工事はガテン系だから、体力勝負だ!なめんな!」という指摘をいただきました。
つまり、そういう事なのでしょう。

・電験3種(電気主任技術者試験3種)を持っていたら?

「おっちゃん、電気工事士の仕事はわかりました。
 ところで、今、電験3種の勉強をしているのだけど、それを持っている人への求人はありますか?
 難しい試験だから、高収入に違いない!と思っているのですけども・・・。」
と、お願いすると、1205番の資格で検索してもらえました。

あらら、
月給が電気工事士よりもちょっと高いけど、下限が20万円になったぐらいであまり変わらないのでした。

しかし!
募集年齢が60歳以下です。
これは!?
ほとんどの求人が、40歳以下なのに対して、60歳以下ですよ。

結論、電験3種は55歳ぐらい、肩たたきされた頃に役立ちます。

・プログラマとかSEはどうなのさ?
月給の下限が20万円ぐらいで、やっぱ今、比較検討しているなかでは給料の水準が高いですね。
とはいえ、ゲームプログラマーなのでSQLとかあんまり詳しくないので、勉強する必要があります。
あとJAVAとC#とCOBOL。
C++の求人はないのでした。
仕事の内容をみると、企業の社内システムの請負ですね。
勤務地が遠くになるにおいが漂っています。
まあ、どうせ勤務地が東京になるのならば、古巣も含めて、再びのゲーム業界にエントリーしようと思います。

・ボール盤工月給12万円。

なるほど、
「製造工場で働くという事は、中国の工場で働く中国人労働者と競合するので、自ずと給与水準が低くなる。」
という、理論が実証されていますね。

・てか、どうすんのさ?
量子力学的確率波の重ね合わせにより様々な未来がパラレルワールドで広がっています。
果たして、どの世界線に行くべきなのか!?
シュタインズゲートの選択かっ!

今のままが良い!
というのは、通りません。
9月いっぱいで訓練校が終わり、失業給付金も途絶えて、名実共に無職、無収入、住所は一定になります。
モラトリアム終了の予感。

まあ、とりあえず、社会勉強もかねて、いろいろ面接に行ってみます。

会社を作ろうかなとも思っていますが、それはそれで面倒なので、
すばらしい会社があれば就職しちゃえば良いじゃないとも思います。

なんであれ、やりたいことは、やれるだろうし、やっちゃうだろうから、単純に割が良い落としどころを探ろうと思います。

技術の幅は広げています。
今も、シーケンス制御に空気圧制御を学んでいます。
これらは、工場の作業の自動化に役立ちます。
「自動おにぎり製造機プロジェクト」に役立つ事でしょう。

それではまた!