MPC5000を触って来ました!
MPC5000とは、リズムマシン+サンプラー+シセサイザー+ミキサー+エフェクター・・・、
つまりこれ一台で音楽が作れる装置です。
南麻布にある株式会社ニュマークジャパンコーポレーションのショウルームへ行って来ました。
ヤマヤタケシの音楽の中心に据えられるであろう、AKAIのサンプラー&シンセサイザーのMPC5000を触るためです。
買うってだいたいは決めていたのですが、実際触れるなら触っておきたいですよね!
さて、ショールームです。
心躍る品々が盛り沢山ですよ。
シセサイザー、ギター、ミキサー、ターンテーブルなどなど、すげー、盛り上がります。
会社というかグループには、AKAIだけじゃなく別のいろんなブランドが合流しているそうです。
それら合流したブランドのそれぞれの機材を組み合わせられるように進めているそうです。
今後に期待ですね。
さて、AKAI Professionalのコーナーです。
おぉ、Synsth-Stationもあります。
知らないのもあります。いろいろ試したいのですが、今回はMPC5000に集中します。
係のお兄さんがこのコーナーの左下にあったMPC5000を音が出るようにセッテイングしてくれました。
左がMPC5000, 右が MPC MPC Renaissance(以下、ルネッサンス)です。
MPC5000はこれ一台で単体で動作します。しかし、ルネッサンスはPCと組み合わせるのが必須です。イマドキです。
MPC5000のいろんな機能の使い方をレクチャーしてもらいました。
スゲかったです。
学んだことを列挙します。記憶の限りなので、間違い、抜けは多々あります。雰囲気を掴んで貰えれば。
- パッドは16個あって、シンセとサンプルを割り振れます。
- パッドはいろいろ調整できます。叩いた時の強弱の有無、ピッチ、重ねる重ねない(Poly,Mono)、最後まで鳴らす?離すととめる?(Oneshot,NoteOff)
- パッドはたたいた強さに応じて音量が変わります。Fullってボタンを押すと音量が一定になります。
- DUB Recでパッドを叩いたパターンを重ねて記録できます。
- 記録単位であるトラックが64個あって、パターンを記憶させられます。
- Modeボタンをおして、パッドを押すとそれぞれのモードに画面が切り替わります。
- Modeは波形の編集、ミキサー、エフェクト、シンセ、保存と読み込みなど。
- 左側にあるつまみやスライダは、奥深いです。
- 音を構成する数値を割り振れます。
- 例えば、リバーブのDecayとか、Pad1のVelocityとかCutOffとか、あれもこれも。
- Rec中は、それの動きを記録できます。
- しかも、Afterってボタンを押すと、記録したものではなく、今の位置の数値になります。ライブ感!
- CD-Rドライブを追加すると、読み込み、書き込みもできます。
- USBでPCと接続すればデータの記録をPC側で行えます。
- ギターを後ろのマイク端子に直接繋げられます。RecGainの調整で綺麗にサンプリングできました。
- サンプリング開始しきい値を設定できます。つまり、設定したレベルを超えたらサンプル開始です。
- サンプルしたものを音程をかえてパッドに割り当てられます。
- 上下3オクターブまで。ただ1オクターブを超えると不自然になります。
- 生中の音をそのままサンプリングできます。つまり、トラックにフレーズをつくって、サンプリング、パッド8に割り当て、ウマー。
- サンプリングした音をChopを使うとバラバラのサンプルになり、それらをパッドに自動割り当てできます。これで再構成もらくらく。
以上、一時間ぐらいババババと見せてもらいました。
脳がパンクするかと思いましたよ。
ありがとうお兄さん!
帰宅してすぐにAmazonで購入をしたのは言うまでもありません。
蛇足ですが、今はAKAIはブランドだけの存在になっているそうです。
AKAI Professional = AKAI = 赤井電機は倒産したらしいです。ソースはWikiPedia。
このお兄さんはAKAIからの人で、17年前は、大鳥居のあのビルの4Fに通っていたそうです。
俺は最近まで5Fにいましたよって伝えると、話が盛り上がりました。
時間にすると1時間ほどでしたが、濃密でした。